ABARTH500開発中のあれこれ去年の6月ごろ。
Stileの近くに秘密のテストコースがあるんです。
とは言ってもウネってひび割れたアスファルトだらけの狭い道なんで、ブッシュの劣化やコンフォート寄りの足回りのチェックにしか使えないんですけどね。
そこ走って「う〜ん。。こりゃダメだ」ってなっちゃったんですよABARTH500。
普段はそこまで思わなかったんですよ。こんなホイールベースの短いクルマなのに、まあキレを失わずにここまで安定した挙動に仕上げたABARTHってすげえ!って思ってましたもん。ほんの少し不満だったのは首都高の継ぎ目でリアに感じる突き上げくらい。
だけど、連続したギャップはダメだったんですよね。そこに気付いてからはもう、気になっちゃって。
Stile ABARTH 500 PROJECTのキモは足!に即決定。ただ、片方では手を入れる前にハイスピードレンジでのメーカーセットのポテンシャルも見ておかなきゃとも考え、着座位置の高さとかステアリングのデカさとか細かなところはサクサクッとケアして、ノーマルの足(エッセエッセのコニ入ってます)で限界を探るところからスタートしました。場所はもちろんStileイベントでお世話になっている日光サーキット。
ここは複合コーナーあり、旋回ブレーキ区間あり、気合一発ハイスピードコーナーありの練習にはもってこいの場所。
当日の僕らのイベントの最後に模擬レースをやったんだけど、そこで友人の車高調組んだ500と抜きつ抜かれつのバトルを楽しんでたらなんとまあ面白い発見が。
アゲマツ