実のところ、走りの上ではリアが大切な156系。その弱点を解消したのがこのアイテムです。

見た感じからして貧弱なパラレルリンクに手を入れたくなるのはもちろんなんですけど、このトレーリングアームこそ肝！と言ってもいいのかなと思っています。今回、付属でクロモリ12mmのボルトを特注製作したのですが、ノーマルだとコレ10mm、でボディ側の受穴は12mm。つまりボディ側の支持部に隙間があるんです。そこにタイヤを介して路面からの強入力が加わると・・・・動いちゃうんですねリアサス全体が。動いちゃいけない方向に。

支持部を隙間のできないボルトで固定し剛性を高め、ジョイント部はピロでしっかり動かす！そんなアイテムになります。ピロと聞くと「乗り心地とか音とか・・」と気にされる方も未だいらっしゃいますけど、そんなことないですよ。ピロの精度も昔とは比べられないくらい飛躍的に向上していますし。動かすところはしっかり動かし、止めるところはしっかり止める方がむしろその車本来の乗り味は出ると僕らは思っています。

耐久性もしっかりテスト済み。オススメです！